チーム部門


スクリプト

Contestants (Teams)

No. Title Speaker (Year) College
Key to Handling Stress Ms. OGURA, Riko (2)
Mr. IWASAKI, Keiju (2)
Ms. INAGAKI, Minami (2)
Kumamoto
Kumamoto
Fight against Gender Discrimination with Fashion Ms. SATO, Rin (2)
Ms. TAKEMURA, Maki (2)
Mr. HAYASHIDA, Miki (2)
Toyota
Let’s Bring Girls’ Secret to a Period Ms. YAMADA, Ayana (3)
Ms. CHIDA, Haruna (3)
Ms. NISHIMURA, Yuzuki (3)
Toyama
Imizu
4 Further Revolutions with Technology: 4.0 to 5.0 Ms. ONISHI, Ayaka (4)
Ms. KUHARA, Mio (4)
Mr. HARADA, Atsuto (4)
Tokuyama
5 Board Games in Education Mr. INAGAWA, Yutaka (Adv,2)
Mr. HAYASHI, Tatsuki (Adv.2)
Mr. IKEDA, Mitsunaga (4)
Gifu
6 Towards Designing a Better Future:
Sustainable Cities and Communities
Mr. OTSUKA, Tatsuki (3)
Ms. IWABUCHI, Rio (3)
Ms. TAKAHASHI, Otoha (3)
Oyama
7 The Potential of Uguisu, a New Community Currency App Ms. SAKAGUCHI, Nanami (4)
Ms. NATSUSHIMA, Riho (4)
Ms. TAKAHASHI, Wakana (4)
Ishikawa
8 Electric Vehicles and Minicars Ms. TAKIGAWA, Yu (4)
Ms. TSUMURA, Momoka (4)
Ms. KISHI, Kanon (4)
Wakayama
9 Do you speak English or Japanglish? Ms. NAKAMURA, Yuzuki (4)
Mr. KONDO, Yuya (4)
Mr. KAGABU, Seichiro (1)
Akita
10 Preparing for a Disaster Ms. OBARA, Minamo (2)
Ms. MASUOKA, Mizuha (2)
Ms. OKANO, Hibiki (2)
Nara

*Adv.: Advanced Course


予選審査 審査員総評

 今年度の予選には全12チームの参加がありました。はじめに、これら全ての参加チームの学生の皆さんと指導に当たられた先生方に心から感謝と敬意を表します。
 長く続くコロナ禍で様々な活動が制限される中、メンバーを集めるだけでも苦労します。そして、 プレゼンのテーマを設定し、英文原稿にまとめ、発音・イントネーションを修正しつつ暗記し、最後は撮影をするという過程がどれほど困難であるかを、私たち審査員はとてもよく知っています。皆さんから送られてきた貴重なビデオを、私たち審査員は時間の許す限り何度も繰り返し再生しながら、丁寧に、慎重に審査させていただきました。各審査員によるコメントについては事務局より個別に送られますが、総評として審査の過程で気付いた点をいくつか述べます。

(1) オーディエンスを意識した発声をしましょう
presentationは「口頭発表」と訳されますが、「発表」を意識しすぎるとミスをしないように早口で発話してしまう傾向にあります。しかし、それはpresentationというよりはannouncementであってオーディエンスの心には響きません。皆さんの伝えたいことが聞き手にしっかりと伝わり、じっくりと考えてもらえるように、 pause(小休止)を効果的に使ってゆっくりと話しかけてください。そして、ゆっくり話しても制限時間に間に合うように、英文を吟味して、短い文章でも発表者の意図が的確に伝わるような原稿を作成してください。

(2)オリジナリティを追求しましょう
今年度も各高専が工夫を凝らしたテーマ設定をしていてどれも興味深いものでした。しかし、内容に関しては、調べた事柄をただ聞かされているだけ、という感触を持ってしまうことも多々ありました。発表者らによる独自の提案・実践報告を加えると、独自性が生まれます。このチームの3人だからこそ、このテーマに取り組んでいるのだ、という部分を明確にした内容はオーディエンスを引きつけ、それが高評価につながります。

(3)発音やイントネーションに気をつけましょう。
発音のミスやイントネーションに日本語の影響が目立つ部分がありました。審査員たちは日本語訛りを否定しているわけではありません。しかし、スタンダードな英語の発音・イントネーションであればあるほど、ノンネイティブスピーカー同士の会話では理解されやすくなると考えられます。今一度、英語の発音(特に子音)・イントネーションを確認して臨んでもらいたいと思います。

(4)ジェスチャーに気をつけましょう。
デリバリーの手段として、ジェスチャーはとても効果的ですが、その使い方には工夫が必要です。発表中はつい手を動かしがちですが、動かし過ぎはオーディエンスの気を逸らしてしまう可能性があります。自分たちのビデオを見て、オーバーアクションになっていないか、あるいは逆に、直立不動で話していないかをチェックをしてください。アイコンタクトもまた、デリバリーの重要なポイントです。オーディエンスに向かってではなく、カメラに向かってアイコンタクトを取るのはなかなか難しいことですが、カメラの向こうのオーディエンスを意識してください。

(5)データの出典を明示しましょう。
自分たちで調査したデータではなく、インターネットで調べてヒットしたデータを、出典を明記せずに掲載している、もしくは最後のスライドでのみ言及している発表がありました。「インターネットで調べる」は「調査する」という意味ではなく、「検索する」ということです。出典をそれぞれのスライド上に明記した上で「〜のデータによると」と発言して、引用であることを明示してください。

最後に、これまで多くの英語プレゼンテーションを見てきた予選審査員一同ですが、今年も実に見応えのある力作、秀作が多く予選審査は困難を極めました。参加して下さった学生の皆さんと指導に当たられた先生方に、あらためて感謝申し上げます。

第16回全国高専英語プレゼンテーションコンテスト・チーム部門予選審査員一同


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